中日がOP戦初戦で14失点惨敗、根尾が唯一の適時打 鷹は笠谷&杉山のローテ候補が好投

中日・与田剛監督【写真:福谷佑介】
中日・与田剛監督【写真:福谷佑介】

中日は先発の笠原が2回途中でKO、2番手の橋本も6失点し3回までに12失点

■ソフトバンク 14-2 中日(オープン戦・2日・PayPayドーム)

 中日は2日、敵地PayPayドームでソフトバンクと今季初のオープン戦を戦い、14-2で惨敗を喫した。開幕ローテを争う笠原祥太郎投手が2回途中6失点、2番手の橋本侑樹投手も6失点と炎上。打線もソフトバンク投手陣の前に7回までわずか1安打。8回に根尾昂内野手がチーム唯一の適時打を放って2点を返したが、投打に課題の残る試合となった。

 先発の笠原は初回に押し出し死球などで2点を失うと、2回にも押し出し四球を与えて降板。2番手の橋本がさらに失点を重ね、笠原は1回1/3で4安打5四死球6失点だった。橋本は3回にも大量5点を失い、こちらは8安打2四球6失点。3回までに12点を失う大炎上に。8回には藤嶋が海野に2ランを浴びた。

 打線もソフトバンク投手陣をなかなか打てず。先発の笠谷の前に4回ノーヒット。2番手の杉山に対しては3回で1安打に抑え込まれた。8回に川原から根尾が左前へ2点適時打を放ったが、これが唯一の見せ場だった。

 ソフトバンクは先発ローテを争う笠谷が4回無安打無失点、2番手の杉山は自己最速157キロをマークして3回を1安打無失点と好投。野手陣も好調の上林がこの日も3安打、この日から1軍に復帰した今宮も2安打を放つなど、序盤の3回だけで11安打12点を奪い、オープン戦初戦を大勝で飾った。

【動画】大炎上繰り返す中日投手陣

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