エース今永、FA移籍した井納らの穴を埋めるのは? DeNAの開幕ローテを独自予想

DeNAの大貫晋一、平良拳太郎、浜口遥大(左から)【写真:荒川祐史、小谷真弥】
DeNAの大貫晋一、平良拳太郎、浜口遥大(左から)【写真:荒川祐史、小谷真弥】

開幕投手は大貫、平良、浜口の争いか、上茶谷、ドラフト1位・入江ら猛アピール

 3月26日のシーズン開幕まで1か月を切り、各球団の戦力状況が明らかになりつつある。主力は調整の最終段階に入り、開幕1軍入りを目指す選手はアピールのラストスパートを迎える。チームの開幕ダッシュに向け、重要になってくるのが先発投手の開幕ローテーション。オープン戦での結果次第で状況は変わるものの、現時点での各球団の6枚を占ってみたい。今回は三浦大輔監督が就任したDeNAを取り上げる。

○開幕ローテ予想(昨季成績)
大貫晋一(19試合10勝6敗、防御率2.53)
平良拳太郎(14試合4勝6敗、防御率2.27)
浜口遥大(16試合6勝5敗、防御率4.60)
上茶谷大河(11試合2勝3敗、防御率4.12)
阪口皓亮(3試合0勝2敗、防御率7.50)
入江大生(なし)

 2019年から2年連続で開幕投手を務めたエースの今永昇太が昨年10月に左肩のクリーニング手術を受けて開幕絶望的。昨季チーム唯一の2桁10勝をマークした大貫、チームトップ防御率2.27の平良、三浦監督に大役を直訴した5年目の浜口らが開幕投手バトルを争っている。この3投手はローテーションの軸として活躍してもらいたいところだ。

 ドラフト1位の入江は27日の日本ハムとの練習試合(名護)で3回1安打無失点と好投。開幕ローテーション入りへ前進した。19年に7勝、防御率3.96を記録した上茶谷をはじめ、昨季イースタンで勝率1位の阪口、昨季2勝を挙げた京山将弥も虎視眈々と先発ローテの座を狙っている。

 昨季を先発ローテを守った井納翔一が巨人へFA移籍。2018年新人王で昨年2月に左肘のトミー・ジョン手術を受けた東克樹、来日2年目のピープルズら外国人投手は開幕に間に合わない見通しとなっている。新戦力の台頭を期待したいところだ。

(Full-Count編集部)

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