西武本拠地の3年180億円改修完了 辻監督は改修元年Vの誓い「ここで日本シリーズを」

竣工式に参加した西武・辻発彦監督(左)【写真:宮脇広久】
竣工式に参加した西武・辻発彦監督(左)【写真:宮脇広久】

ボールパーク化、チーム育成の強化をテーマに3年がかりで改修された

 約3年間に渡った西武の本拠地・メットライフドームの改修が完了。8日に竣工式が行われ、後藤高志オーナー、居郷肇球団社長、辻発彦監督らが参加した。

 改修は「ボールパーク化」と「チーム育成の強化」をテーマに、総額約180億円が投じられた。ライオンズトレーニングセンター(室内練習場)、若獅子寮、CAR3219フィールド(西武第2球場)を建て替え。こども広場や大型フードエリアを設けた。フィールドレベルのバックネット越しの“砂かぶり席”「アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイトシート」203席も新設された。外野の人工芝の芝生席は廃止され、椅子席に変わった。

 辻監督は「夢が詰まったメットライフドームになったが、球団旗の隣に掲げられていたチャンピオンフラッグだけが失われた。まずV奪還。そして新しくなったメットライフドーム元年に、ここで日本シリーズを戦いたい」。昨季はリーグ3連覇を逃し3位に終わっただけに、思いを新たにしていた。3月26日の公式戦開幕日には、改修された本拠地でオリックスと戦う。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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