「もうちょっとお待ちください」鷹・工藤監督は濁すも… 笠谷の開幕ローテ当確?

巨人戦に2番手として登板したソフトバンク・笠谷俊介【写真:藤浦一都】
巨人戦に2番手として登板したソフトバンク・笠谷俊介【写真:藤浦一都】

9日の巨人戦で2番手として登板し、3回を1安打無失点に封じた笠谷

■ソフトバンク 5-3 巨人(オープン戦・9日・PayPayドーム)

 2年連続のリーグ優勝、5年連続の日本一を目指す王者ソフトバンク。3月26日のペナントレース開幕に向けて、オープン戦を通じて選手たちのアピール合戦が繰り広げられている。

 開幕ローテ争いもその競争のうちの1つだ。千賀滉大投手、東浜巨投手の2本柱が出遅れる中で若手投手たちがその座を狙い、キャンプ、練習試合、オープン戦とアピールを続けてきた。9日の巨人戦では杉山一樹投手と笠谷俊介投手が登板。このうち、3回無失点と結果を残した笠谷の開幕ローテ入りはほぼ当確と言っていいだろう。

 笠谷はこの日5回から2番手としてマウンドに上がった。「調子は良くなかった」と言う通りに制球に苦しんだ部分はあるものの、3イニングを投げて1安打無失点。特に変化球のコントロールに苦労していたものの、3イニング目となった7回にはそれも修正した。投げる中で修正するという部分で成長を感じさせる投球内容になった。

 工藤公康監督はこの日の試合後に「結論はもうちょっとお待ちください。投手コーチも固まっている部分もあるんじゃないかなと思いますので、確認しあっていきたいと思います」と濁したものの、笠谷はオープン戦2試合で7イニングを無失点と結果を残している。ローテの残る3枠を争う杉山、武田翔太投手、大竹耕太郎投手と比較しても安定しており、開幕ローテ入りはほぼ間違いないと言っていいのではないだろうか。

「開幕からローテを掴み取る気持ちでキャンプからスタートしたので、それが実現できるように拘ってやっています。ちょっとずつですけど、結果として出てきているのでいいなと思っています」。笠谷自身の中でも少しずつではあるが、手応えが出てきている様子。7年目を迎えた期待の左腕が、開幕ローテの座に着実に前進している。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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