ロッテ佐々木千隼も「そろそろ徳俵」 元コーチが語る飛躍への“特効薬”は

今季13年目の大嶺祐太には「崖っぷちで力を発揮してほしい」

 今季13年目を迎える大嶺祐太も思い出深い投手だという。2006年ドラフト会議で八重山商工からドラフト1指名された“マー君世代”。2015年には自己最多の8勝を挙げるなどしたが2019年1月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、育成契約に。昨年8月に支配下登録された。

 小林氏にとっても苦い思い出があるという。2017年6月18日の巨人戦(東京ドーム)、大嶺は延長12回に亀井にサヨナラ3ランを喫した。「本来は投げさせる予定ではなかった。無理をさせてしまったと思っています……」

 今季が15年目。「崖っぷちで力を発揮してほしいですね」。崖っぷちに立たされた男たちの奮起を小林氏は期待している。

(片倉尚文 / Naofumi Katakura)

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