大谷翔平“直伝”、元日本ハム同僚が新球に挑戦中 「彼は握り方を見せてくれた」

投打二刀流の大谷を「10ツールプレーヤー」と称賛
2016年に日本ハムに在籍して日本一に貢献した右腕アンソニー・バース投手はこのオフ、マーリンズと2年総額500万ドル(約5億4200万円)で契約を結んだ。33歳の右腕はMLB公式サイトのインタビューで、NPBで一緒にプレーしたエンゼルス大谷翔平投手に言及。「10ツールプレーヤー」と称賛し、握り方を学んだスプリットに取り組んでいることを明かしている。
バースは2016年、日本ハムで37試合登板(14先発)、8勝8敗6ホールド、防御率3.65をマーク。チームのリーグ優勝と日本一に貢献した。当時、一緒にプレーした大谷については「10ツールプレーヤー」と呼んでいる。投打両方で類まれな才能を発揮しているからだという。バースは大谷の握りを参考にスプリット習得に取り組んでいることを明かしている。
「彼(大谷)が投げるところを見てきた。どのようにボールを握り、投げるのか。僕のスプリットの握り方は、彼の握りと全く同じ。彼のスプリットの方が僕のよりずっと良いのは明らかだけど、今取り組んでいるところだよ。彼は僕に握り方を見せてくれたし、打者にこのボールを振らせるようにするため、どんなカウントで投げるかも見てきた」
60試合制で実施された昨季、バースは26試合登板、2勝3敗7セーブ、4ホールド、防御率3.51の成績を残した。マーリンズでクローザー候補として期待される今季、大谷“直伝”のスプリットでメジャーの強打者を翻弄するか。今季の投球が注目される。
(Full-Count編集部)
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