ダルビッシュの3回無安打無失点に米メディア脱帽「またもエクセレント」「厄介だ」

レッズ戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
レッズ戦に登板したパドレス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

ダルビッシュはレッズ戦で3回3奪三振1死球無安打無失点

■パドレス 10-4 レッズ(オープン戦・日本時間15日・グッドイヤー)

 パドレスのダルビッシュ有投手は14日(日本時間15日)、アリゾナ州グッドイヤーで行われたレッズ戦でオープン戦2度目の先発登板。3回3奪三振無四球、無安打無失点と好投した。順調な仕上がりを見せ、「ボールは多かったですけど、試したいこと。スプリットとかチェンジアップとか良かったので、割と満足しています。出来上がっている感じはしますけどね。変化球もそうですし。全体的にはいいと思います」と満足げに語った。

 初回から2イニング連続で3者凡退。3回2死からハイネマンに死球を与えたものの、続くウインカーを中飛に打ち取った。7つの球種を投げて、毎回3奪三振とチャンスを作らせなかった。チェンジアップは前回登板後にレンジャーズ・有原航平投手の握りを試したものだ。「自分にピッタリはまった気がした。ブルペンで投げたら抜けていたんですけど、急に投げられるようになって、今日の試合で試した」と明かした。

 オープン戦2試合で計5回で7奪三振1安打無失点。米メディアはどう見たのか。米放送局「NBCスポーツ」は「またしてもエクセレントだった。死球を与えた以外は四球もヒットも許さず、パーフェクトだった。3つの奪三振は全て空振り三振で、これは2020年、MLBトップ10に入る14.3%というキャリアハイの空振り率(SwStr%)を誇った34歳の右腕からすれば、ありふれた出来事だ」と称えた。レッズ放送局「FOXスポーツ・オハイオ」で実況を務めたジョン・サダック氏は「ダルビッシュは厄介だ。オフスピードピッチはシーズンさながらに見えた。彼の球は『動く』!」とお手上げの様子だった。

(Full-Count編集部)

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