澤村拓一、6四球&防御率12.50も指揮官の信頼不変 「この経験を楽しんで」

レッドソックス・澤村拓一【写真:AP】
レッドソックス・澤村拓一【写真:AP】

次回登板は19日のシュミレーションゲームで登板

 レッドソックス・澤村拓一投手への信頼は変わらない。アレックス・コーラ監督は16日(日本時間17日)、報道陣のオンライン取材に対応。15日のレイズ戦で制球を乱した右腕について、「とにかく楽しみながらこの経験を楽しんで、しっかり準備をしていけばいいと思う。いいピッチャーだし大丈夫だ」と期待した。

 澤村は5回から2番手で登板し、2/3回を1安打3四球1失点。初登板に続き2試合連続でコントロールが安定しなかった。「これはプロセス。ボールであれマウンドであれストライクゾーンであれ。これはみんなが通っていくプロセスだ」とした上で、日本人右腕への期待を口にした。

「自分のやるべきことに集中して、ストレートを投げてストライクを投げること、スプリットを磨いていくことだ。スライダーの内容は良かった。無死満塁の状況の中で高いパフォーマンスをしたと思う。もう少しでイニングを抜けることができたし、2人の強打者を打ち取ることができた」

 これまでオープン戦では2試合で計6四球と制球面で課題を残す形となったが、新加入した右腕への信頼は変わらないようで「もちろん調整していかなければいけないけど、(澤村と)いちいち毎回そんな会話をしても何も結果がでない。彼はアメリカに来て自分たちと一緒にいてここで投げている。とにかく楽しみながら、この経験を楽しんで、しっかり準備をしていけばいいと思う。いいピッチャーだし大丈夫だ」と語った。

 ここまでオープン戦2試合登板し、計1回1/3で6四球3奪三振、2安打2失点。防御率13.50となっている。次回はチーム休養日の18日(日本時間19日)のシュミレーションゲームに投げるという。澤村の修正力が試される。

(Full-Count編集部)

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