英会話も上達中 澤村拓一が乗り越えるべき試練「米国で成功するためには…」

レッドソックス・澤村拓一【写真:AP】
レッドソックス・澤村拓一【写真:AP】

オープン戦では計1回1/3で3奪三振6四球、コーラ監督らとコミュニケーション

 レッドソックスの澤村拓一投手は18日(日本時間19日)、報道陣のオンライン取材に応じ、メジャー1年目の“苦悩”や今後への手応えを明かした。「こっちに来ていろんなことに慣れなきゃいけない。マウンドの硬さだったりボールっていうのは目に見えて分かる。どんどん対応していかなくちゃいけない」と自身の課題を挙げた。

 澤村は15日(同16日)のレイズ戦の5回に2番手で登板し、2/3回を1安打1失点、2奪三振3四球、1暴投だった。ここまで2試合登板したオープン戦では計1回1/3で3三振を奪う一方で、6四球とメジャー球の適応に課題を残している。この日はコーラ監督らと積極的にコミュニケーション。「自分が投げている感覚と捕手が受けている感覚の誤差があったらいけないと思うので話し合って。試合でもっと打者に投げ続けなくちゃいけない。自分の技術として吸収できるようにしたい」と前を向いた。

 チーム合流から約2週間。チームメートや球団スタッフとも英語を交えてコミュニケーションを図っている。英会話については「ガーッと喋る事は難しいんですけれど、リスニングに関しては何を言っているかが分かるようにはだいぶなってきてはいます」と手応えを感じている。

「いろんな人が声をかけてくれたり助けてくれたり。その一言に助けられている毎日。練習中でも自分から聞くようにしています。日本でやってきましたけどこちらではルーキー。いろんなものを吸収して、こっち(米国)で成功するためには、こっちにいる人に聞いた方が1番だと思います」

 新天地に慣れ、メジャー1年目の活躍につなげたいところだ。

(Full-Count編集部)

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