もし9回打ち切りが昨年導入されていたら…パ・リーグの熾烈なCS争いへの影響は?

西武・辻発彦監督、ソフトバンク・工藤公康監督、ロッテ・井口資仁監督(左から)【写真:荒川祐史、藤浦一都】
西武・辻発彦監督、ソフトバンク・工藤公康監督、ロッテ・井口資仁監督(左から)【写真:荒川祐史、藤浦一都】

昨季が延長10回まで、パ・リーグでは26試合で延長戦に突入した

 日本野球機構(NPB)と12球団は18日、臨時のプロ野球実行委員会を開き、新型コロナウイルス感染拡大を受けた営業時間短縮要請に対応するため、今季は延長戦を行わず9回で打ち切りとし、一部の試合で開始時間を早める方針を固めた。今シーズンを左右するルールとなるが、昨季9回打ち切りなら果たしてどうなっていたのだろうか。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けた昨季も特例で延長10回打ち切りだった。パ・リーグでは昨季26試合の延長戦に突入したが、まずは昨季のチーム戦績、延長戦の戦績を見ていきたい。

1.ソフトバンク 73勝42敗5分、勝率.635(延長戦8試合:2勝1敗5分)
2.ロッテ 60勝57敗3分、勝率.513(延長戦8試合:3勝2敗3分)
3.西武 58勝58敗4分、勝率.500(延長戦5試合:1勝0敗4分)
4.楽天 55勝57敗8分、勝率.491(延長戦11試合:2勝1敗8分)
5.日本ハム 53勝62敗5分、勝率.461(延長戦9試合:2勝2敗5分)
6.オリックス 45勝68敗7分、勝率.398(延長戦11試合:0勝4敗7分)

 仮に昨季9回打ち切りが導入されていれば……。パ・リーグ各球団の戦績を出した。

1.ソフトバンク 71勝41敗8分、勝率.634
2.ロッテ 57勝55敗8分、勝率.509
3.西武 57勝58敗5分、勝率.496
4.楽天 53勝56敗11分、勝率.486
5.日本ハム 51勝60敗9分、勝率.459
6.オリックス 45勝64敗11分、勝率.413

 昨季は終盤までロッテ、西武の熾烈なクライマックスシリーズ争いが展開されたが、9回打ち切りルールでもロッテがCS進出。他球団では延長戦11試合で4試合を落としたオリックスが勝率が上がったものの、順位の変動はなかった。

 ただ、昨季の延長10回から9回打ち切りとなれば、救援投手を投入するタイミングも変わる。新ルールでは投手層の厚いチームがより有利になるとの見方もある。いずれにしても、パ・リーグ各監督の手腕が問われることとなりそうだ。

(Full-Count編集部)

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