大谷翔平は打者の方が凄い? ライバル球団007「容易にセンターでプレーできる」

エンゼルス・大谷翔平【写真提供:Angels Baseball】
エンゼルス・大谷翔平【写真提供:Angels Baseball】

投手としては“制球に難あり”の評価「ローテの真ん中あたり」

 4月1日(日本時間2日)に開幕する今季のメジャーリーグ。エンゼルスで4年目を迎えた大谷翔平投手はオープン戦で100マイル(約161キロ)の速球を投げ、140メートル超の特大本塁打を放つなど圧倒的な存在感を示している。他球団にとっては脅威の存在で、米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」によると、MLBのスカウトが選出する「スプリングトレーニングで注目を集めている25選手」に選出されている。

 大谷について、MLBのあるスカウトは匿名を条件に次のように語っている。「どんな投球をしているかを話題にする人が多いが、打者としてやっていることの方が凄いと思っている。打席数を十分に得られるのであれば、打率.280、30本塁打は全く問題ない。大きな疑問は打席数を十分に得られるかだ」。

 二刀流復活を目指す大谷だが、このスカウトは打者の方に強い魅力を感じているようだ。投手との両立を図ることで、打者として最高の働きをすることが困難になると説明。「投手としても良いものを持っている」としながらも、「現在の制球力では打者2巡まで投げられるか分からない。ローテーションの真ん中あたりの投手だと思っている」と評価している。

 大谷が野手に専念した場合は外野手が適正だと指摘する。「あの運動能力なら容易に中堅手としてプレーできるだろう。センターまたはライトでプレーする姿を見てみたい。長期的に考えて、マウンドよりもバッターボックスでやることの方が価値がある」。それだけ打者として魅力を感じるということだろう。

(Full-Count編集部)

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