DeNAと日本ハムは“国産メンバー”で開幕 コロナ禍で外国人の1軍登録は僅か20人

DeNA・三浦大輔監督(左)と日本ハム・栗山英樹監督【写真:小谷真弥、石川加奈子】
DeNA・三浦大輔監督(左)と日本ハム・栗山英樹監督【写真:小谷真弥、石川加奈子】

1軍登録された助っ人は12球団で20人、最多は阪神の4人

 プロ野球が26日に開幕する。25日に出場選手登録が公示されたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外国人選手は昨年開幕時の41人から激減し、20人の登録にとどまった。入国制限によりまだ来日できていない外国人選手は約40人。DeNAと日本ハムは“国産メンバー”で開幕戦に臨む。

 最多は阪神の4選手。ジョー・ガンケル投手、ロベルト・スアレス投手、ジェフリー・マルテ内野手、ジェリー・サンズ外野手が登録された。次いで広島の3選手で、他の10球団の外国人選手登録は2人以下だった。入国制限で来日がかなわない選手の他、来日が遅れたため調整が十分でない選手もいるためだ。

 中でも大きな影響を受けているのがDeNA。育成選手を含む10人の外国人選手がまだ入国できていない。過去3年間で通算109本塁打を放ったネフタリ・ソト内野手、昨季65試合で20本塁打をマークしたタイラー・オースティン外野手、3年連続50試合以上登板のエドウィン・エスコバー投手らを欠いた状況でペナントレースに臨む。今季就任した三浦大輔監督にとっては試練の船出となる。

○今季開幕時の1軍登録外国人選手
()は昨年開幕時の1軍登録外国人選手

巨人:2人(4人)
阪神:4人(5人)
中日:1人(4人)
DeNA:0人(5人)
広島:3人(4人)
ヤクルト:1人(2人)

ソフトバンク:2人(1人)
ロッテ:2人(5人)
西武:1人(3人)
楽天:2人(4人)
日本ハム:0人(1人)
オリックス:2人(3人)

計20人(41人)

(Full-Count編集部)

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