「基本は既読、スルーです」 初の開幕1軍掴んだ巨人松原を支えた“父”のLINE

巨人・松原聖弥【写真提供:読売巨人軍】
巨人・松原聖弥【写真提供:読売巨人軍】

5年目で初の開幕1軍切符つかむ、飛躍の一年に

 巨人の松原聖弥外野手が5年目で初の開幕1軍切符を掴んだ。昨年の7月25日にプロ初出場を果たし、86試合で打率.263、3本塁打、12打点。日本シリーズにも出場した。球団公式SNS上でも秘技やモノマネでファンを楽しませてくれた26歳がシーズンでも魅了する。

 結果を求めてやってきた。オフにメジャー通算96発のエリック・テームズ(前ナショナルズ)、DeNAから梶谷隆幸外野手が加わり、レギュラー争いは加熱すると見られていた。しかし、外国人選手はコロナ禍で来日ができず、松原はオープン戦でも左翼、中堅、右翼と出場機会を多く得た。

 3月7日の日本ハム戦の試合後にオンラインインタビューに応じてもらった。松原の口から何度も出てきたのが「安心感を……」というフレーズだった。

「今日もセンターを守らせてもらいました。昨年はライトを守っていて、レフトでもセンターも今やっているので、守備での安心感を増やしていければいいな、と思っています」

 外野ならば“どこでも行ける”という姿を見せたい。そんな思いで一戦一戦、必死で戦ってきた。持ち前の打撃については「どうしても(求めるところは)結果になってしまう。ですが、どんどん結果を求めてやっていきたいなと思います」と貪欲に追い求めた。

野球をやったことのない父親から送られてくるメッセージ

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