「二刀流スターが戻ってきた」 大谷翔平のOP戦大暴れをMLB公式も手放し称賛

エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
エンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

大リーグ公式サイトが二刀流・大谷に注目「ホームランをかっ飛ばし、三振を積み上げる」

 二刀流完全復活に向け、エンゼルスの大谷翔平投手が止まらない。25日(日本時間26日)ロッキーズとのオープン戦では初回の第1打席で先制5号ソロ。3打数1安打1打点で打率.571、OPS1.701となった。順調な仕上がりを見せる二刀流男に、大リーグ公式サイトも注目している。

 同サイトは「無視すべきでないスプリングトレーニングの成績」としてオープン戦で目覚ましい活躍を見せた選手をピックアップ。昨シーズン投打ともに振るわなかった大谷のオープン戦での仕上がりに注目した。打撃では打率.571、5本塁打、8打点、OPS1.701。投手では0勝2敗、防御率7.88も計8イニングで14奪三振。奪三振率15.8を記録している。大リーグ公式サイトは二刀流継続へ太鼓判。投打の順調すぎる仕上がりを称賛した。

「二刀流のスター、オオタニは戻ってきたように見える。打者としてホームランをかっ飛ばし、投手として三振を積み上げている。そして、彼はこれを必要としていた。2020年、打者としては不振のシーズンを過ごし、投手としてはシーズンを棒に振り、オオタニは答えるべき重大なクエスチョンを抱えていた。スプリングトレーニングでのパフォーマンスは(その解決に)役に立っている」

「すでに468フィート(約142.6メートル)のホームランを放ち、またセンターから逆方向へ複数のホームランを打っている。これは彼がベストの状態にある時にすることだ。ピッチャーとしては? 100、101マイル(約160.9キロ、162.5キロ)を計測し、スプリットで多数の三振を奪っている。これは球速に関する懸念(昨季球速は90マイル前半)とスプリットに関する懸念(最高の球種だが2020年は全く制球できていなかった球)を寝かしつけた(払拭した)」

 エンゼルスの主力選手は26日(同27日)に本拠地アナハイムへ移動。大谷もこの日がアリゾナでのオープン戦最終戦だった。大きな自信を胸に開幕へ最終調整することになりそうだ。

(Full-Count編集部)

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