大谷翔平はエ軍躍進の“最重要人物” 地元紙「地区優勝を果たす最高のチャンス」
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地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」がエンゼルスの躍進を期待
エンゼルスの大谷翔平投手はここまでオープン戦に11試合に出場し打率.571、5本塁打8打点、投げても渡米後最速となる101マイル(約164キロ)をマークするなど絶好調だ。二刀流の完全復活に期待がかかる大谷を地元紙はチームの“最重要人物”に指名した。
「ショウヘイ・オオタニはアストロズとアスレチックスをしのぐためのエンゼルスのXファクターになる」
地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」はエンゼルスの躍進に必要な人物として“二刀流・大谷”に大きな期待を込めた。オープン戦で好調をキープする大谷の姿に「エンゼルスは大型トレードをすることもFAにお金を費やすこともなく、潜在的なエースと打線の中軸を担うスラッガーを加えた」と指摘。チームは6年間ポストシーズンから遠ざかっているが「ついにそれを終わらせるために必要なインパクトのある投球と打撃を彼は提供できる」と期待を込めた。
松井秀喜氏に並ぶ日本人最多のオープン戦5本塁打を放つなど手が付けられない打撃には「球界でも最高級の右打者であるマイク・トラウト、アンソニー・レンドンがいるラインナップに決定的な左打者を加えることができる」とし、投手でも「支配力のある先発投手を欠いたローテーションを強化することができる」と伝えている。
また、現状ア・リーグ西地区ではアストロズとアスレチックスの戦力が低下し、レンジャーズとマリナーズが再建下にあるタイミングと重なっていることを言及し「エンゼルスが2014年以来の地区優勝を果たす最高のチャンスを与えている」と、今シーズンがチームの躍進する絶好機であることを指摘していた。
(Full-Count編集部)
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