二刀流継続へ最大の障壁? 大谷翔平に心配される「右手中指マメ」の後遺症

ドジャース戦に先発も3回途中7失点で降板したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
ドジャース戦に先発も3回途中7失点で降板したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

右手中指マメを潰して3回途中5四球4安打7失点、4・5今季初登板へ「大丈夫だと思います」

 エンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、ドジャースとのオープン戦で「2番・投手」で先発出場した。投球では右手中指マメを潰して、2回1/3で3奪三振5四球4安打7失点で、オープン戦3敗目を喫した。7失点はNPB時代の公式戦を含めて自己ワーストタイで、防御率12.19。打撃では初回1死で見逃し三振に倒れて打率.522となった。登板後、大谷は今季初登板が予定される開幕4戦目、4月4日(同5日)の本拠地ホワイトソックス戦へGOサインを出した。【小谷真弥】

 右手中指マメは大谷にとって弁慶の泣き所だ。元々、マメができやすい体質に加え、爆発的な出力。NPB時代から少なくとも4度、降板の要因となっている。16年7月10日のロッテ戦(札幌ドーム)では同箇所のマメを潰して途中降板。ファン投票で選出されていたオールスター戦の登板回避し、先発投手復帰は約2か月後の9月7日ロッテ戦(札幌ドーム)にずれ込んだ。

 メジャー移籍後は18年4月17日の本拠地・レッドソックス戦で右手中指マメを悪化。次回登板までは皮膚を硬くする薬を塗り、強度を強めたキャッチボール。予定通り、中6日で24日のアストロズ戦に先発した。今回も大谷は「大丈夫かなと思います。ここから1週間しっかり投げて強くできればいいんじゃないかと思う」と6日後の公式戦初登板へ自らGOサイン。登板自体は問題なさそうだが、心配されるのがマメを潰したことによって生じる“後遺症”だ。

 マメが出来たのは前回登板。「浮いている状態の皮」と違和感のある中での登板だった。「ボールを投げる、球数を投げることを優先した」。その中で投球フォームの乱れも感じていたようだ。「体自体は大丈夫ですね。ただ、(右手中指マメを)かばって投げる分、(ボールを)引っ掛けたりとか抜けたりとかいろいろあったので」と明かした。

 マメ自体は問題ないが、投球バランスを崩せば故障のリスクは高まる。二刀流復活が期待されるメジャー4年目へ、長期離脱だけは避けなければいけない。大谷は「予定通り、全サイクルをこなせたので。それはすごく良かったですし、いい感じでシーズンにつなげることが出来るんじゃないかなと思います。お客さんが入った中で出来るので、そこはまた楽しみにしています」と武者震いした。NPB時代から続く「マメ問題」が二刀流・大谷の致命傷とならないことを祈りたい。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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