大谷翔平は「怪我に苦しんだ過去を思い出させる」 マメを潰しての投球に地元紙

ドジャース戦に先発も3回途中7失点で降板したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
ドジャース戦に先発も3回途中7失点で降板したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

LAタイムズは投手として「厳しい形で終わりを迎えた」と伝えている

■ドジャース 10ー2 エンゼルス(オープン戦・日本時間30日・ロサンゼルス)

 エンゼルス・大谷翔平投手は29日(日本時間30日)、ドジャースとのオープン戦で「2番・投手」で先発出場。投球では右手中指マメを潰して、2回1/3を3奪三振5四球4安打7失点。3本塁打を浴びた。7失点はNPB時代を含めて自己ワーストタイで、地元紙は「怪我に苦しめられた過去のシーズンを十分に思い出させる」などと伝えている。

 地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」は「ショウヘイ・オオタニの(投手としての)スプリングトレーニングは、マメの怪我と苦しい登板も相まって厳しい形で終わりを迎えた」と伝えた。

 記事は「ここまでは物語に出てきそうなスプリングトレーニングを過ごしていた。本来の力を取り戻し、球界の想像力を掻き立てていた。シーズン開幕まで数日となり、彼は何をしても失敗しないかのようだった」とした上で、この日の投球を説明。「怪我に苦しんだ過去のシーズンを十分に思い出させる」と指摘した。

 ただ、「エンゼルスにとっての良い知らせ」は今回のマメが深刻な状態でないということであるとも指摘している。

 地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「深刻な故障者を抱えることなくレギュラーシーズンを迎えることは各球団にとってのゴールであり、(エンゼルスは)それが現実になる目前まで来ていた。ショウヘイ・オオタニは状況を興味深いものにした」と伝えている。

(Full-Count編集部)

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