スナップスローで150キロの超絶送球 22歳有望株の“鬼肩”にMLB公式が熱視線

パイレーツのオニール・クルーズ【写真:Getty Images】
パイレーツのオニール・クルーズ【写真:Getty Images】

パイレーツのオニール・クルーズ、一塁へ軽~く投げただけなのに…

 4月1日(日本時間2日)に開幕を迎えるメジャーリーグ。MLB公式サイトでは「この春スタットキャストの観点で際立つ有望株たち」と題し、オープン戦で特筆すべきデータを計測した注目の選手を紹介。その中で、一塁への送球がなんと93マイル(約150キロ)をマークした“鬼肩”遊撃手を取り上げ「肩ならダイヤモンドのどこでも守れる」と驚きをもって伝えている。

 その注目株は、パイレーツの22歳、オニール・クルーズ内野手。19日(日本時間20日)に行われたオリオールズ戦の7回、平凡なゴロを捕球すると、軽くステップを踏んでスナップスロー。その軽やかな動きとは対照的に、送球は一直線の“剛送球”となって一塁手のミットに突き刺さった。NPBの遊撃手でもソフトバンクの今宮健太が抜群の身体能力を生かした好プレーを連発しているが、勝るとも劣らない衝撃だった。

 オニールの肩の強さは折り紙付き。最大数値「80」のスカウティングレポートで「70」という高評価を受けている。201センチと長身で、最適なポジションには議論の余地があるとしつつも、記事では「一つ確かなことがある。それは、彼の肩ならダイヤモンドのどこでも守れるということだ」とまとめた。まだメジャー経験はないものの、グラウンドで“鬼肩”が発動される日も遠くないかもしれない。

【動画】遊撃から時速150キロの“鬼肩”送球

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