大谷翔平は「投打で主演」 118年ぶり“2番・投手”での活躍を米メディア称賛

ホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】
ホワイトソックス戦に「2番・投手」で出場したエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

CBSスポーツビエッティ記者「最も印象的な個人のパフォーマンス」

■エンゼルス 7ー4 Wソックス(日本時間5日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で渡米後初の投打同時出場を果たした。打っては第1打席で2号ソロ、投げては勝敗こそ付かなかったが5回途中2安打3失点。ホームベース上のクロスプレーで走者と交錯して降板となったが、投打に躍動した姿に米メディアも称賛の言葉を並べている。

 AP通信は「並外れた二刀流パフォーマンス」、米ヤフースポーツは「歴史的な先発登板」、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」は「ショウヘイ・オオタニは投打で主演を張った」と伝えた。MLB公式サイトは「オオタニの歴史的な夜は風変わりなプレーで終わった」との見出しで、「二刀流のショウヘイ・オオタニは全米で放映された歴史的な試合で全てをやった」と称賛している。

 そして米TV局「CBSスポーツ」のダニー・ビエッティ記者は自身のツイッターに「ショウヘイ・オオタニが今夜したことはメジャーリーグのレベルで私が見た最も印象的な個人のパフォーマンスかもしれない。バムガーナーの2014年のワールドシリーズがある。もちろんボンズの73号も。ナ・リーグ地区シリーズでのロイ・ハラデイのノーヒッターもある。ナンバーワンでなかったとしても、私にとってはそれに並ぶものだ」と綴っている。

 メジャー公式戦でDH解除は2016年6月30日のジャイアンツ・バムガーナー(現ダイヤモンドバックス)以来1739日ぶり。球団によると、「2番・投手」は1902年9月1日のワッティー・リー(セネタース)、1903年9月7日のジャック・ダンリービー(カージナルス)以来118年ぶり史上3人目。歴史的な出場となった26歳に、米メディアも改めてその凄さを伝えている。

(Full-Count編集部)

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