最下位のDeNA、頼みの綱は今日合流の2人の大砲助っ人 打高投低は変わらず

DeNAのネフタリ・ソト(左)とタイラー・オースティン【写真:荒川祐史】
DeNAのネフタリ・ソト(左)とタイラー・オースティン【写真:荒川祐史】

10日の阪神戦は0-4完敗、7回無死一、二塁の好機を逃す

■阪神 4-0 DeNA(10日・横浜)

 セ・リーグ最下位に低迷するDeNAは10日に本拠地・横浜スタジアムで行われた阪神戦に0-4で敗れた。コロナ禍で出遅れていたネフタリ・ソト内野手、タイラー・オースティン外野手の両主砲が11日から出場可能となるが、果たして起爆剤になるか。

 皮肉なものだ。この日の試合開始前の時点でDeNAはチーム打率がリーグトップの.264。対照的にチーム防御率はリーグワーストで唯一の5点台(5.05)だった。低迷の要因は明らかに投手陣にある。ところが、投手が抑えた時には打線が沈黙してしまう。

 先発の上茶谷大河投手は7回5安打1失点の快投だったが、この日の打線にはその1点が遠い。7回には無死一、二塁としたものの、ここで神里が送りバントを失敗。フィールディングに不安のある投手・青柳に捕らせれば成功の確率が高かったが、強肩の捕手・梅野の目の前に転がり三塁封殺され、この試合唯一といえるチャンスを潰した。

 三浦大輔監督は「送るべきところで送れなかった。難しいシチュエーションではあったが、決めてほしかった」と苦言を呈した。投手陣が安定しない上、打線も安打は出ても長打と繋がりに欠け、なかなか勝機を見いだせない。

ソト&オースティンは「状態次第でいろんな可能性」と三浦監督

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