大谷翔平は「ボー・ジャクソンのよう」 解説者が“レジェンド二刀流”と比較

ロイヤルズ戦で「2番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:AP】
ロイヤルズ戦で「2番・DH」で先発出場したエンゼルス・大谷翔平(左)【写真:AP】

「500フィート(約152.4メートル)飛ばせそうなスイング」とも

■ロイヤルズ 3ー2 エンゼルス(日本時間14日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、敵地のロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場。飛距離約131メートルの特大4号ソロを放つなど5打数3安打1打点と活躍し、打率を.364(44打数16安打)とした。地元テレビ局「バリースポーツ・ウエスト」に出演した、エンゼルスOBの名物解説者マーク・グビザ氏は「500フィート(約152.4メートル)飛ばせそう」と指摘し、かつてMLBとNFLの二刀流で活躍した「ボー・ジャクソンのよう」と称えている。

 グビザ氏はまず5回に放った本塁打に言及。「対左腕でした。ダフィーは非常に良い球を投げていました。確かにボールは少しゾーン内にありましたが、それでもボールを思いっきり叩かなければいけません。このように打球を打ち上げることができるのは驚くべきことです。ところでファンもナイスプレーでしたね」。本塁打の打球速度は109マイル(約175.4キロ)、飛距離は431フィート(約131.3メートル)だった。また、ホームランボールをロイヤルズのキャップをかぶった少年がキャッチしたことでも話題になっている。

 ここで司会のパトリック・オニール氏が「彼がここまで絶好調なのは見たことがないように思います」と水を向けると、グビザ氏は「彼は左投手からも打っています。次の打席はセカンドライナーでしたが、打球速度は108マイル(約174キロ)でした。とても調子がよく、500フィート飛ばせそうなスイングをしています。不利なカウントでも逆方向に打ってヒットにしたり、見ていてとても楽しいです」と分析した。

 さらにこの日の第1打席では秒速29.5フィート(約9メートル)の“快足”で遊ゴロを内野安打にしたこと、12日(同13日)のロイヤルズ戦で打球速度119マイル(約191.5キロ)の二塁打を放ったことに言及。「これはボー・ジャクソンのようなスピード、ボー・ジャクソンのようなパワーです」と、1980年代後半~90年代初頭にかけてMLBとNFLで活躍したレジェンド二刀流選手と比較している。

(Full-Count編集部)

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