阪神・藤浪、1450日ぶり甲子園で白星! 自ら援護131M決勝2ランでチーム6連勝

阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】
阪神・藤浪晋太郎【写真:荒川祐史】

5四死球も6回途中を3安打無失点、チームは3戦連続完封で12球団最速の貯金10

■阪神 2ー0 ヤクルト(16日・甲子園)

 阪神の藤浪晋太郎投手が16日、本拠地でのヤクルト戦で、自身にとって甲子園球場で1450日ぶりとなる白星を挙げた。5四死球を与えながらも6奪三振で5回2/3を3安打無失点。打席でも決勝点となる特大の先制2ランを放ち、ひとり舞台を演じた。今季無傷の2勝目となり、防御率1.90。

 3回までヤクルト打線を無安打に抑えて順調に滑り出した藤浪。4回は2死満塁を招きながらも内川を二飛に打ち取り、5回も1死一、二塁を三ゴロ併殺打で切り抜けた。その直後、2死二塁となった場面で、フルカウントから石川のストレートを強振。完璧な当たりは、左中間スタンドへ。場内には打球速度161キロ、飛距離131メートルと表示される特大の先制2ランで自らに勝ち投手の権利を呼び込んだ。自身にとってプロ通算3本塁打目で、甲子園では初アーチとなった。

 6回に四球と死球で2死一、二塁を招いたところで降板。継投した小林が内川を空振り三振に仕留め、事なきを得た。チームはそのまま逃げ切って6連勝。3戦連続の完封勝ちで、両リーグ1番乗りの貯金10に乗せた。藤浪にとっては、2017年4月27日以来の甲子園での勝利となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY