強襲打球に吹き飛ぶグラブ… ピンチ救った内野の“絶妙カバー”が「信じられない」

見事なチームワークが凝縮されたワンプレーが「素晴らしい」
NCAA(全米大学体育協会)大学球界で起きた斬新すぎる“投内連係”が、話題を呼んでいる。強襲の打球で投手のグラブが豪快に吹き飛ばされるも、三塁手と一塁手が見事にカバーしてアウトに。抜群すぎるチームワークに対し、ファンは「美しい」「信じられない」と称賛している。
5日(日本時間6日)に行われたオレゴン州立大-ゴンザカ大戦で、4回表1死走者なしの場面だった。左打者が放った打球は、バウンドしながらマウンド方向へ。オレゴン州立大の右腕・フリッシュは背中越しに左腕を伸ばすも、グラブが強い打球に吹き飛ばされ、ボールは高く跳ね上がった。内野安打になるかと思われたが、三塁手・デュカルトが素手キャッチから流れるように一塁へ送球。ワンバウンドしたボールを一塁手・メルトンが巧みに拾い上げアウトを奪った。
3人の見事な連係が生んだこの好守をオレゴン州立大インスタグラムが映像で公開。ファンからは「(送球を)拾い上げた一塁手のプレーが更に良い」「素晴らしい」などと称賛の声が寄せられた。NPBでも西武の源田壮亮やソフトバンクの今宮健太ら名手がよく投手をバックアップする好守を見せるが、それにも勝るとも劣らないプロ級の好プレーだった。