菊池雄星、4回まで無安打投球も5回に暗転… 7回5失点で今季初勝利ならず

アストロズ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】
アストロズ戦に先発したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

5回に3安打と失策が絡み3失点、7回に2点打浴びる

■マリナーズ ー アストロズ(日本時間17日・シアトル)

 マリナーズの菊池雄星投手が16日(日本時間17日)、本拠地でのアストロズ戦に先発。7回91球を投げ、6安打3奪三振4四死球5失点だった。勝敗はつかなかった。97.8マイル(約157キロ)を計測した速球を軸に4回までは1四球を与えたのみの無安打投球も、5回に3安打を集中され失策も重なり3点を献上。7回に2点打を浴び、今季3度目登板で初勝利はならなかった。

 菊池の立ち上がりは安定していた。2回にグリエルに四球を与えるも続くコレアを遊ゴロ併殺打に仕留めるなど、4回まで無安打投球を演じた。しかし5回、1死からコレアに中前に初安打を許すと暗転する。

 ジョーンズに四球を与えてピンチを招き、デゴーティに先制の右前適時打を許すと味方の失策も重なって2点を献上。続くマコーミックにも適時二塁打を浴びてこの回3点を許した。味方が2点を挙げ、1点差に迫った直後の7回には2死満塁でディアスに中前2点打を許して、この回限りで降板となった。

 メジャー3年目の今季は奮闘している。2日(同3日)のジャイアンツ戦は6回3失点、10日(同11日)のツインズ戦は6回2失点、そしてこの日のアストロズ戦は7回5失点。安定した投球を続けているが、なかなか白星に恵まれない。

(Full-Count編集部)

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