鷹が逆転勝ちで単独首位に再浮上 “北九州男”甲斐が3ラン含むキャリア最多の5打点

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

甲斐は2回の第1打席で3ランを放つと、同点で迎えた6回には決勝の2点適時二塁打

■ソフトバンク 6ー4 楽天(20日・北九州)

 ソフトバンクは20日、北九州市民球場で楽天戦を戦い、6-4で勝利した。甲斐拓也捕手が逆転の3ランを含む自身最多の5打点と大活躍。首位で並んでいた楽天に逆転勝ちし、単独首位に再浮上した。

 北九州と好相性の甲斐が2021年も躍動した。1点を先制されて迎えた2回、デスパイネ、中村晃の連打でできた2死二、三塁のチャンスで打席に入ると、楽天先発の岸から左翼スタンド最上段に着き刺さる逆転の3号3ラン。同点とされて迎えた6回2死満塁では左翼線への勝ち越しの2点適時二塁打を放つなど3安打5打点と勝利に貢献した。甲斐は2017年には北九州で自身初の2打席連発を放っており、またも北九州でヒーローとなった。

 先発の笠谷は島内に3ランを浴びるなど5回途中4失点で降板。それでも2番手の津森から泉、嘉弥真と繋ぐと、この日は7回に最強セットアッパーのモイネロを投入。島内、浅村の主軸を抑えると、8回を岩嵜、9回を守護神の森が封じてリードを守った。

 楽天は先発の甲斐1人に5打点を許して6回途中で降板。初回に先制、3回には島内が一時逆転の3ランを放ったものの、逆転負けを喫した。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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