大谷翔平、7四死球の制球力は「ゼロ点ですね」 4回7K無失点も勝ち星ならず

80球でストライク37球、制球が不安定だった
■エンゼルス 6ー2 レンジャーズ(日本時間21日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、本拠地・レンジャーズ戦で先発登板したが、今季初勝利はならなかった。右手中指マメの影響で投打同時出場した4日(同5日)以来16日ぶりの登板。4回で毎回7奪三振、7四死球1安打無失点で降板した。フォーシームの最速は97.7マイル(約157.2キロ)。防御率1.04となった。チームは6-2で快勝した。
大荒れの投球となった。初回1死から3者連続四球。1死満塁のピンチを招いたが、ソラックとカルフーンをスプリットで2者連続空振り三振に仕留めた。2回は1死から元巨人ガルシアに四球を与えたが、捕手・スズキの二盗阻止に助けられた。ホルトの中前打後はカイナーファレファを空振り三振にスプリットで仕留めた。
3回は2死から四球を与えたが、後続を打ち取った。1点先取した4回はガルシアの四球、ホルトの死球で2死一、二塁としたものの、カイナーファレファを再びスプリットで空振り三振。球数制限もあり80球(ストライク37球)を投げたところで降板した。4回を投げ、6四球1死球、7奪三振1安打無失点。2018年5月20日の本拠地・レイズ戦以来1066日ぶりの勝ち星には届かなかった。
大谷は「まずは無事に終わった。そこは良かったなと思います。指のかかりも今一良くなかった。いい球種、悪い球種あった。次につなげていけたらと思います。スプリットしか良くなかった。そこが良かったのは良かったが、ストレスが溜まるリズムで投げてしまった。次回は改善できるようにしたい。(制球力の自己採点は)ゼロ点ですね」と振り返った。
(Full-Count編集部)
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