前田健太「悔いが残る」今季2敗目 3被弾中2本は「防げる本塁打、球種を迷った」

インディアンス戦に先発したツインズ・前田健太【写真:AP】
インディアンス戦に先発したツインズ・前田健太【写真:AP】

チームは4連敗で借金8「我慢の時、辛抱強く投げていきたい」

■インディアンス 7ー4 ツインズ(日本時間28日・クリーブランド)

 ツインズ前田健太投手が27日(日本時間28日)、敵地でのインディアンス戦に今季5度目の先発。5回2/3を投げて8安打4奪三振5失点で今季2敗目を喫した。試合は4-7で敗れてチームは4連敗となり、7勝15敗となった。2戦連続で3本塁打を浴びた右腕は「少なくとも2本は防げる本塁打。内容は悪くなかっただけに悔いが残る」と振り返った。

 2点の援護をもらって上がった1回のマウンド。前田は2死からラミレスに右越え6号ソロを浴びた。そして3-3で迎えた6回2死からレイエスにこの日2本目となる勝ち越しの7号ソロを左翼席に叩き込まれた。ラミレスにはカウント1-2からフォーシーム、レイエスに許した2本目のアーチは初球の内角球だった。「防げたホームラン。球種の選択で迷って悪い方を選んでしまった。最後(の本塁打)は脚を引いてインコースを狙われていた」と振り返った。

 前回登板の21日(同22日)のアスレチックス戦でも3本塁打を浴び、メジャー自己ワーストタイの7失点を喫して3回で降板した。今回も同様に3本塁打を浴びたが「内容は悪くない。打ち取っている感じは良かった」と手応えも口にした。

 バルデリ監督も「ケンタは見事に闘ってくれた。我々にチャンスを与えてくれた。高めに浮いてしまった球が少しあったのかもしれない。(6回裏の)フランミル(・レイエス)の2本目の本塁打に関して言うと、私には良い球に見えた。何よりもまず思った通りに投げ切ること(が大事)だと思う」とねぎらった。

 チームは4連敗で借金8。「粘り強く投げていくしかない。粘り強く我慢強くやっていくことが結果につながる。今は我慢の時。辛抱強く投げていきたい」と前田は前を向いた。

(Full-Count編集部)

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