西武今井の“顔面直撃”が招いた珍事に辻監督「帽子を気にしている場合じゃないだろ!」

エラーを記録した西武・今井達也【写真:荒川祐史】
エラーを記録した西武・今井達也【写真:荒川祐史】

「顎に当たって目が覚めたかな」と指揮官、今井は7回122球2失点の粘投

■西武 3ー2 ロッテ(28日・メットライフ)

 西武は28日、本拠地メットライフドームで行われたロッテ戦に3-2で逆転勝ち。前日の同カードで連敗を6で止めたばかりの獅子が連勝を飾った。同点で迎えた8回、プロ20年目を迎えた37歳のベテラン、栗山巧外野手が決勝の今季1号ソロ。会心の勝利の一方、初回にはまさかの珍事も起こった。

 西武の先発は5年目右腕の今井達也投手。1回無死一塁でマーティンを一ゴロに仕留め、3-6-1とボールが転送されゲッツー成立と思われたが、遊撃手・源田からの送球を一塁ベースカバーに入った今井が捕り損ね、顎付近に当てた。マーティンは一塁に残ったが、併殺打と今井のエラーが記録されたのだった。この回、なおも1死一、二塁となり、角中が投ゴロ併殺打。1イニング2併殺打は、パ・リーグでは2010年の日本ハム以来3度目、プロ野球6度目の珍事だった。

 長髪の今井は送球を捕り損ねた際、なぜか脱げた帽子を落とさないように右手で持っていた。辻発彦監督は「ふかふかした頭をしてるから、帽子が脱げるんだって! 帽子を気にしている場合じゃないだろ! 顎だから(後遺症などが)怖かったよ。あれはちょっとびっくりしたね」と目を白黒。それでも「顔に当たってちょっと目が覚めたかな。よく投げたと思うよ」と称えた。

 実際、今井は勝利投手にこそなれなかったが、7回までに6四球を出しながら、今季最多の122球を投げ、2安打6奪三振2失点の粘投。打線も常に相手に先行されながら2度追いつき、最後に勝ち越した。ヒーローの栗山は、中村と並ぶチーム野手最年長。開幕直後に下半身の張りで出場選手登録を抹消され、今月20日に再登録されたばかりだった。

【動画】どうゆうこと? 1イニング「2併殺打」の一部始終

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