鷹工藤監督、今季初先発で4打点の上林を称賛 「意地やプライドが今日につながった」

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

5回5失点の和田には「次回は少し空けた方がいいと思っています」

■ソフトバンク 5-5 楽天(5日・PayPayドーム)

 ソフトバンクは5日、本拠地PayPayドームで行われた楽天戦に5-5で引き分けた。58歳の誕生日を迎えた工藤公康監督は、5月5日の試合は負け知らず(6試合5勝1分け)。試合後は9回2死からの貴重な同点打を含む4打点の活躍を見せた上林誠知外野手を称えた。

 「1番・中堅」で今季初めて先発出場した上林は3回に左中間適時二塁打、5回には今季1号となる2ラン。そして1点ビハインド9回には楽天の守護神・松井から値千金の同点打を放ち、計4打点をマークした。

 工藤監督は「いや~、よく打ちましたね~。絶体絶命だったところで、本当にたいしたものですね」と感心しきり。この日のスタメンは「則本(昂)君との相性を考えての(小久保)ヘッドのご意見があったのと、僕も早めに使いたいと思っていた」ことで決まったという。

 8年目の今季は2軍スタートで3日に1軍昇格したばかり。「彼なりに悔しい思いもしたでしょうし、ファームでつかんだものもあったでしょう。それを最初の試合で出すのは難しいと思いますが、彼の意地だったりプライドだったりが、今日のヒットやホームランにつながったと思います」と語った。

 先発の和田は2回に死球を皮切りに連打で先制されると、鈴木大には満塁からの走者一掃二塁打を浴びて4失点。4回にも1点を献上して5回5失点で降板した。5回101球という球数がこの日の苦しい投球を物語っていた。

「今日はいい方ではなかったですね。それでも5回まで投げてくれたので、ある程度勝ちに繋げる投手にバトンタッチできました。あの4点は仕方ないにしても、5点目をどう防ぐか。ベテランの和田君だけにそこは次回に向けて頑張ってほしい」と奮起を期待した。

 次回登板については「来週は5試合になるし、ある程度投げてきているので少し(登板間隔は)空けた方がいいと思っています。こっち(1軍に)帯同していい調整をしてくれたらと思います」とした。

 楽天3連戦での勝ち越しはならなかったが、7日からはホームで西武、ロッテと戦う。「福岡で自分たちのいつものペースで動くことができるのは大きい。ライオンズさんには負け越している(1勝4敗1分け)ので取り戻していけるように」と前を向いた。

(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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