大谷翔平、制球安定の7回1安打1失点10Kに指揮官も満足 「見事だ、そう思うだろ?」

7回1安打10奪三振1失点、88球でストライク62球と制球が安定
■アストロズ 5ー1 エンゼルス(日本時間12日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、敵地のアストロズ戦に「2番・投手」で出場。今季最長の7回を投げ、10奪三振1失点と好投。今季2勝目はならなかったが、降板後は右翼手でプレー続行し“リアル三刀流”を披露した。試合後、ジョー・マドン監督は「見事だった。直球のコントロールはできていた」と賛辞を送った。
投げて、打って、守っての“リアル三刀流”も勝利に繋がらなかった。7回1安打1失点、10奪三振の快投。打っても4打数1安打と孤軍奮闘する姿に、マドン監督は「見事だった。そう思うだろう?」と、報道陣に逆質問するかのようにまずは賛辞を送った。
これまで制球面で不安を残していたが、この日は88球を投げストライクは62球と安定。許した四球も1つと文句の付けようがない快投劇に、指揮官は「目を見張るプレーをし最後の回でも99マイルは出ていた」と絶賛するしかなかった。
好投の大谷は7回で降板となったが「7回、90球くらいと決めていた。続投させる理由はない。彼は自身の役割を全うした」と、当初の予定通りだったことを説明していた。
(Full-Count編集部)
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