ダルビッシュの“最速ペース”にも注目 ヤ軍コールが歴代2位の速さで1500K達成

ヤンキースのゲリット・コール(左)とパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】
ヤンキースのゲリット・コール(左)とパドレス・ダルビッシュ有【写真:AP】

コールは212試合目、歴代1位はランディ・ジョンソン氏の206試合目

 ヤンキースのゲリット・コール投手が12日(日本時間13日)、敵地でのレイズ戦に先発。8回を4安打12奪三振無失点の快投で、今季5勝目を挙げた。この試合で、通算1500奪三振を達成。MLBスタッツによると、ランディ・ジョンソン氏に次ぐ史上2番目の速さでの大台となった。

 コールはこの日、2回以外は毎回となる奪三振ショーを披露。援護は7回の犠飛だけだったが、スコアボードに「0」を並べ、9回は守護神のチャップマンに繋いだ。通算212試合目での達成は、5度のサイ・ヤング賞を誇るジョンソン氏の206試合にわずかに及ばなかった。

 一方、ジョンソン氏すら上回る“最速ペース”で量産しているのが、パドレスのダルビッシュ有投手。この日は敵地でのロッキーズ戦のダブルヘッダー第1戦に先発し、4回を2安打2奪三振で1失点だった。メジャー10年目で190試合に登板し、1451奪三振。1試合あたり7.6奪三振ペースのまま推移すれば、197試合で達成する計算になる。

 この日は2奪三振にとどまったものの、4月30日(同5月1日)のジャイアンツ戦では6回12奪三振をマークなど、今季も頼もしい姿を見せている昨季の最多勝右腕。偉大な左腕を上回るペースの奪三振ショーからも、目が離せない。

(Full-Count編集部)

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