「ルール理解してる?」 単打が三塁打となる“愚行守備未遂”に批判殺到「酷い」
打球に追いつけないと判断したのか、二塁を守るセグラが取ったまさかの行動…
■ナショナルズ 5ー1 フィリーズ(日本時間14日・ワシントン)
余計なことはしない方が……。フィリーズのジーン・セグラ内野手が13日(日本時間14日)の敵地・ナショナルズ戦で守備に就いた際に取った行動が“問題視”されている。単打をあわや三塁打にしてしまう可能性もあったプレーに、ファンからは「もはやルールを理解していないのか?」「愚かだ」とバッシングが巻き起こっている。
問題の守備は6回1死、ナショナルズ・ソトの打球が二遊間へ飛んだ際に起きた。二塁・セグラは打球に追いつけないと判断したのか、とっさに打球を目がけてグラブを投げつけたのだ。グラブは打球に当たることなく中前へ抜けていったが、セグラの取ったまさかの行動。試合を中継した「NBCスポーツ・フィラデルフィア」の放送席も目を疑った。
このプレーをMLB公式サイトの動画コーナー「カット4」が映像で公開すると、苦言を呈すファンが続出した。「飛び込んでいたら捕れていたのに……」「というよりダイブできたんじゃないか(苦笑)」「とにかく酷い」「愚かだ」。
プロ野球では2008年5月のロッテ対西武戦で、当時ロッテに所属していた二塁・オルティズが一、二塁間の打球をグラブを投げて止めた。野球規則により打者・栗山には安全進塁権を3つ与えられて三塁打となった。セグラの動機は定かではないが、全力プレーでファンを沸かせてもらいたいものだ。