これも運命? 佐々木朗&奥川、同日勝利ならず ともに白星権利も救援陣が誤算

ロッテ・佐々木朗希(左)とヤクルト・奥川恭伸【写真:荒川祐史】
ロッテ・佐々木朗希(左)とヤクルト・奥川恭伸【写真:荒川祐史】

ロッテは8回の唐川が誤算、ヤクルトは守護神の石山がつかまる

 プロ2年目を迎えた同学年の“2大スター”が16日、ともに先発して勝ち投手の権利を得ながらも同日勝利を逃した。プロ初登板初先発となったロッテ・佐々木朗希投手が西武戦(ZOZOマリン)で5回6安打4失点の粘投。ヤクルトの奥川恭伸投手も中日戦(バンテリンドーム)で6回7安打1失点だったが、ともに救援陣が追いつかれ、2019年のドラフトを沸かせたドラフト1位右腕の“白星共演”とはならなかった。

 佐々木朗は初回いきなり1死一、三塁のピンチを背負ったが、4番の山川をスプリットで空振り三振に仕留めてプロ初奪三振を記録。続く栗山も左飛に打ち取ってピンチを脱した。3回は若林、源田に連続適時打を浴びて2失点。さらに森を四球で歩かせると、栗山には犠飛を許して3点目を失い、1点差に迫られた。5回は2死三塁から痛恨のワイルドピッチで同点に。107球を投げ、ストレートの最速は154キロ。投じたストレートのほとんどが150キロを超えていた。

 ロッテは同点の5回裏にマーティンの2ランで勝ち越し。佐々木朗にプロ初登板初先発初勝利の権利が転がり込んだ。しかし、8回に登板した唐川が誤算だった。2つの四球から2死一、三塁を招くと、スパンジェンバーグに右翼への2点適時打を浴びて同点に。その瞬間、佐々木朗の初星も消滅した。

 一方、今季5試合目の先発となった奥川は、3回以外は毎回走者を背負いながらも粘りの投球。5回1死一、三塁から大島の右犠飛で1点は失ったものの、リードを保ってマウンドを譲った。打者25人に対して計88球を投げ、7奪三振無四球。7回4安打2失点だった中日・柳との投げ合いで一歩も譲らなかった。

 ところが1点リードで迎えた9回。守護神の石山がつかまった。先頭の代打・福留に中前打を許すと、1死から大島の左前打で一、三塁に。この日2安打を放っていた京田が猛打賞となる右翼への同点適時打を放って土壇場で追いついた。奥川にとっては、あと一歩で今季2勝目がこぼれ落ちた。

 高校日本代表でも一緒にプレーした両雄は、ドラフトで競合指名を受けてプロ入り。奥川はルーキーイヤーの昨季、一足早く1軍デビューを果たしていた。将来の球界を背負うことが宿命づけられた2001年生まれの2人にとって、同じ境遇となったのも“運命”なのかもしれない。

(Full-Count編集部)

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