マリオ状態の“2段ジャンプ”が「現実離れ」 本塁打強奪を「軽々やっちゃうね」

ブルワーズのジャッキー・ブラッドリーJr.【写真:AP】
ブルワーズのジャッキー・ブラッドリーJr.【写真:AP】

ブルワーズの名手が披露した“魔法”にファンも脱帽「キング」

■ブレーブス 5ー1 ブルワーズ(日本時間16日・ミルウォーキー)

 名手として知られるブルワーズのジャッキー・ブラッドリーJr.外野手が15日(日本時間16日)、ブレーブス戦で“壁蹴り”本塁打キャッチを披露した。打球へのトラッキング、ジャンプのタイミング、捕球体勢の美しさなど、どれを取っても非の打ち所がない超人的守備にファンからも「キング」「驚異的な守備をする選手」と称賛の声が上がった。

 0-4と劣勢の展開だった7回だった。ブレーブス先頭・アルビーズが捉えた大飛球は、中堅後方へ伸びていった。中堅を守るブラッドリーJr.はこの打球を追い、バックスリーン左に飛び込む寸前で抜群の身体能力を発揮。フェンス際でタイミングを計ってジャンプすると、さらに壁を蹴って高い位置まで手を伸ばし、見事に“本塁打強奪”を完成させた。

 ゴールドグラブ賞経験者のブラッドリーJr.が披露した“2段階ジャンプ”。「スーパーマリオ」のゲームをしているような離れ業をMLB公式ツイッターが映像を公開すると、「軽々やっちゃうね」「年間最優秀キャッチ」「現実離れしている」「芸術」と美技に酔いしれた。日本のプロ野球でも、かつて元阪急の山森雅文がラッキーゾーンの金網に登って本塁打をキャッチしたプレーは有名なシーン。一発を防ぐ超絶プレーは、外野手の見せ場でもある。

【動画】「軽々やっちゃうね」“2段ジャンプ”本塁打キャッチ

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