大谷翔平、いつ休ませる? 次回登板20日決定も9回逆転2ランで打線に不可欠

9回に逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
9回に逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

次回登板は疲労考慮で20日インディアンス戦に決まった

■エンゼルス 6ー5 Rソックス(日本時間17日・ボストン)

 エンゼルス・大谷翔平投手の次回登板は19日(日本時間20日)の本拠地・インディアンス戦に決まった。ジョー・マドン監督が16日の敵地・レッドソックス戦前に明かしたもので、中7日を空けての登板となる。

 大谷は11日(同12日)の敵地・アストロズ戦で3度目の投打同時出場。今季最長7回を投げて10奪三振1四球4安打1失点と力投し、打撃では4打数1安打。8回守備からはメジャーで初めて右翼の守備にも就いた。

 一夜明けとなった12日(同13日)も「2番・DH」で先発フル出場したものの、4打数無安打2三振と振るわなかった。順調なら18日(同19日)が次回登板だったが、マドン監督は1日先送りにした。

「先日、登板日翌日に打者として出場する際、どういう状態かということを私の心に留めておこうと思った。そして初めて疲れているように見えた。そこからオフを迎えて、問題ない状態のように思えた。なので我々としては少し遅らせることが賢明だと思った」

「(エネルギーの)タンクを再び補給するためだ。今年200投球回をこなしてもらおうとは思っていない。力強さを保つことが有用性を最大限に引き出す最善策だと思う」

 この日のレッドソックス戦では1点を追う9回に右翼ポール際へ逆転12号2ラン。ヤンキース・ジャッジらに並びメジャートップタイとなった。17日(同18日)からは本拠地に戻ってインディアンス3連戦。19日(同20日)にメジャー4度目のリアル二刀流に臨むかなど打者としての出場は決まっていないが、この日のバットの破壊力を見れば……。マドン監督にとっては、悩ましい問題となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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