「どれだけすごいか表現する方法が…」大谷翔平、55発ペースに米メディア戸惑い

14号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
14号ソロを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

アーチが飛び出した瞬間に称賛ツイートの嵐「地球上で最も才能に溢れたアスリート」

■インディアンス 6ー5 エンゼルス(日本時間19日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)のインディアンス戦で放った特大14号ソロに、米メディアも相次いで驚きを示している。大谷にとって3年ぶりの3戦連発で、本塁打ダービーを独走する豪快アーチ。しかも登板前日という状況に、ESPNは「どれだけすごいか表現する方法がなくなってしまった……」と戸惑いつつ伝えた。

「2番・指名打者」で先発出場した大谷は初回1死、93.7マイル(約150キロ)のフォーシームを捉えた。打球速度112マイル(約180.2キロ)、440フィート(約134.1メートル)、角度31度と完璧な一発は、バックスクリーンへ。3戦連発は、2018年9月7日(同8日)の敵地・ホワイトソックス戦以来984日ぶり自身3度目となった。

 一発が飛び出すや、米メディアは続々と反応。ジャスティン・バーランダーの弟でFOXスポーツのアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「地球上で最も才能に溢れたアスリートだ! 毎晩毎晩起こっている」とツイート。MLB公式でインディアンス番を務めるマンディ・ベル記者も「人間じゃないと確信した。この男はアンビリーバブルだ」と称えた。

 LAタイムズのビル・シャイキン記者は「55本塁打ペースだ」と驚異の量産に言及。トロイ・グロースの球団記録47本を上回るスピードだと驚いた。一方、ESPNでマルチメディアレポーターを担うアルデン・ゴンザレス氏は「MLBの公式アプリはショウヘイ・オオタニが登板するか打席に立とうとするたびに通知を飛ばす機能を作るべきだ」と洒落っ気をきかせて注目度の高さを表現した。

(Full-Count編集部)

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