大谷翔平、球速低下も指揮官は問題なしを強調 「1試合だけで過剰反応しないように」
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ツインズとのWヘッダー第1試合はベンチスタート、第2試合はスタメン予定
■エンゼルス ー ツインズ(日本時間21日・アナハイム・ダブルヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、ツインズとのダブルヘッダー第1試合(7イニング制)でスタメンを外れた。ジョー・マドン監督は「1試合目は久しぶりの休みを与えたかった」と理由を説明し、前日の球速低下については「1試合の球速低下だけで過剰反応しないようにと思っている」と語った。
第1試合の相手先発は左腕ソープということもあり、マドン監督は休養の意味も込め大谷のベンチスタートを決断。第2試合ではスタメン出場を予定していることも明かした。
前日のインディアンス戦では「2番・投手」の“リアル二刀流”で出場し、4回2/3で5奪三振5安打2失点で降板。球速の低下が懸念されていたが「球速低下は多くの投手に時々起こること。トレーニングスタッフも含めた会話をしっかりとして様子を見ていきたい。これまでと同様のプログラムを続けていきたい」と説明した。
大谷自身も故障の可能性について「ないと思う。単純に体が動かなった」と否定しているだけに、指揮官も「投打で彼がやっていることに干渉する理由はなにも見当たらない」と今後も二刀流での起用を続けていくことを明言。万が一、状態が悪化することがあれば「もちろん予定を変更するつもりだ」と様子を見ていくことも口にしていた。
(Full-Count編集部)
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