「際どいな」「心が張り裂ける」 判定覆りサヨナラ勝ち取り消し、優勝逃した“悲劇”

米高校野球で起きた“悲劇”が話題に(写真はイメージ)【写真:Getty Images】
米高校野球で起きた“悲劇”が話題に(写真はイメージ)【写真:Getty Images】

同点の最終回一死満塁、中犠飛でサヨナラ勝ちと思いきや…

 米アラバマ高校体育協会(AHSAA)の優勝が懸かった試合で、審判の判定が覆りサヨナラ勝ちを逃した末に敗戦する“悲劇”が起きた。犠牲フライでサヨナラのホームを踏んだ三塁走者の離塁が早かったとしてアウトに。攻撃側のファンからはブーイングが起きたという。

 フェイスアカデミーとハートセルが激突したAHSAA「6Aクラス」決勝戦は、1勝1敗で19日(日本時間20日)の最終戦を迎えた。試合は7-7で最終回の7回裏へ。ハートセルは1死満塁の好機を作り、ジョジョ・ウィリンガムが中飛を打ち上げた。

 タッチアップした三塁走者ペイトン・スティールが生還し、サヨナラ勝ちでハートセルの勝利かと思われたが、フェイスアカデミーのマット・シーモア監督が三塁審判にアピール。離塁が早かったとしてアウトの判定となり、延長戦にもつれ込んだ。試合は結局、フェイスアカデミーがハートセルを14-7で破り2度目の優勝を飾った。

 地元メディア「アラバマ.com」は問題の場面に触れ「激しい感情の変動」だったと指摘。勝ったフェイスアカデミーのシーモア監督は「私は見ていなかったが、三塁コーチが見ていて走者の離塁が早かったと教えてくれた」と振り返った。

 サヨナラ犠飛が“幻”になったことにハートセル側は異議を唱えた。試合後にハートセルのファンらが「勝ったのはハートセルだ」とブーイングしながら不満を口にしたという。さらにファンの数人がオフィシャルに映像確認を求めたものの、NFHS(全米州立高校協会)の定めるルールで判定を目的とした映像確認は禁止されており、認められることはなかった。

 米メディア「アラバマ・メディアグループ」の記者ベン・トーマス氏は自身のツイッターに問題のシーンを投稿。ファンからは「信じられない」「負けた選手たちは心が張り裂ける思い。この映像では判定が正しかどうかわからない」「何てこった」「(判定が)際どいな」などの声が上がっている。

【動画】犠飛でサヨナラ勝ちのはずが…離塁を巡り覆った判定

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