打球直撃を回避した「審判に脱帽」 ぽっこりお腹なのに…身軽な“曲芸ジャンプ”

チャド・ウィットソン審判員の華麗な動きが話題に【写真:Getty Images】
チャド・ウィットソン審判員の華麗な動きが話題に【写真:Getty Images】

解説者も思わず称賛「曲がりながら向かってくるあの打球を…」

■ヤンキース 7ー0 Wソックス(日本時間23日・ニューヨーク)

 目の前に向かってくる痛烈な打球を、直撃寸前で回避した審判の身のこなしが注目を集めている。22日(日本時間23日)に行われたヤンキース-ホワイトソックス戦。ぽっこりお腹からは想像できないような審判の軽快な動きに「審判に脱帽だ」「素晴らしい動き」などと驚きの声が上がっている。

 6回裏1死一塁の場面で、ヤンキースのブレット・ガードナーが二遊間に抜ける打球を放った直後だった。ボールは二塁塁審チャド・ウィットソンの真正面に。足元に直撃するかと思われたが、ウィットソン氏はひょいとジャンプ。見事に股の間に打球を通過させ、難を逃れた。この“曲芸”に、打ったガードナーも驚きを隠せないといった表情だった。

 MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は、その瞬間をSNSで公開。中継の解説者は「グローブを付けてないと、曲がりながら向かってくるあの打球を避けるのは至難の業ですよ」と笑いながら称えていた。ファンからも「素晴らしい笑」「ジャンパイア(Jump+Umpire)」などとコメントが並んだ。

 NPBでも2018年6月17日の西武-中日戦で、左膝にファウルチップを受けた敷田直人審判が突然倒れ込むアクシデントがあるなど、審判は常に危険と隣り合わせ。ウィットソン氏の回避術は、試合の進行も自らの身も守る“ファインプレー”だった。

【動画】打球直撃を寸前で回避した審判の“曲芸ジャンプ”

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