今年は一味違う? 交流戦10年連続負け越し中のセ・リーグ、初戦は3勝2敗で勝ち越し

中日・与田剛監督、巨人・原辰徳監督、DeNA・三浦大輔監督(左から)【写真:荒川祐史】
中日・与田剛監督、巨人・原辰徳監督、DeNA・三浦大輔監督(左から)【写真:荒川祐史】

2年ぶりの開催となった交流戦でセ・リーグは勝ち越し発進

 プロ野球は25日、2年ぶりの開催となる「日本生命セ・パ交流戦」が開幕した。広島のチーム内で新型コロナウイルスの感染が広がり、西武との試合が中止に。その他の5試合が行われ、セ・リーグ球団が3勝した。

 2年ぶりの開催となった交流戦で勝利したセ・リーグ球団は巨人、DeNA、中日の3球団。巨人は2回にスモークのソロで先制すると、4回にはウィーラーの全球団本塁打となる6号3ランで加点。7回には一気に4点を加えてリードを広げた。

 中日はパ・リーグ王者のソフトバンクに快勝した。先発の柳が7回6安打6奪三振無失点と好投。3回に福田、ビシエドの連続適時打で奪った2点のリードを最後まで守り抜き、勝利を掴んだ。DeNAはソトが4回、5回と2打席連続本塁打を放つなど、今季最多の1試合5本塁打と打線が爆発。2桁10点を奪って大勝した。

 セ・リーグ首位の阪神はロッテに逆転負け、ヤクルトも日本ハムに敗れたものの、セ・リーグ球団は3勝2敗で初戦に勝ち越し。2010年から2019年まで10年連続で負け越しているセ・リーグが、2009年以来、12年ぶりの勝ち越しに向けて好スタートを切った。

(Full-Count編集部)

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