鷹が育成選手の大関友久との支配下契約を発表「スタートラインに立てたかな」

会見に臨んだソフトバンク・大関友久【写真:球団提供】
会見に臨んだソフトバンク・大関友久【写真:球団提供】

2軍戦で15試合に登板して防御率1.66と好投、背番号は「42」に

 ソフトバンクは28日、育成選手の大関友久投手と支配下契約を締結したと発表した。2019年に育成ドラフト2巡目で入団した大関は育成2年目での支配下昇格。同日、本拠地 PayPayドーム内で会見した大関は「1軍で力を発揮できるようにやってきたので、2年目でスタートラインに立てたなという気持ちです」と喜びを語った。背番号は「122」から「42」となることが決まった。

 今季は春季キャンプ途中からA組に抜擢され、支配下昇格を期待されていた左腕の大関。開幕前の支配下登録はならなかったものの、ここまでウエスタン・リーグで15試合に登板して1勝1敗3セーブ、防御率1.66と好投していた。

 支配下登録の知らせを受けたのは27日の夜。「いつ呼ばれてもいいと思っていたので『きたか』という感じでした」と受け止めたという。すぐに両親には支配下昇格を報告したといい「すごく喜んでくれました」と笑顔を浮かべた。急遽の支配下昇格で、新しい背番号「42」のユニホームはまだ出来ておらず、届くまではこれまでの「122」のユニホームで登板する。

 土浦湖北高、仙台大を経て2019年の育成ドラフト2巡目でソフトバンクに入団。ルーキーイヤーの昨季はウエスタン・リーグで5試合に投げて無失点、3軍では23試合で2勝3敗、防御率3.98の成績を残した。今春キャンプでは、途中からA組に昇格して支配下入りへアピール。オープン戦でも5試合に登板したが、防御率10.13に終わり、支配下登録は見送られていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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