「なぜベースを踏まなかったのか」 “後ずさり”する打者を追いかけた一塁手は「愚か」

カブスのハビアー・バエス【写真:Getty Images】
カブスのハビアー・バエス【写真:Getty Images】

2死二塁で三塁へのゴロ、送球を受けた一塁手が…

■カブス 5ー3 パイレーツ(日本時間28日・ピッツバーグ)

 2死二塁で内野ゴロ。打球を捕球した内野手の送球を受けた一塁手が一塁ベースを踏めばアウトでチェンジとなる場面で、超絶珍プレーが発生した。打者走者にタッチしようとしたが手間取ってその間に二塁走者が生還、さらに打者走者を出塁させてしまうというプレーをファンは「間抜けなプレー」などと酷評している。

 27日(日本時間28日)に行われたパイレーツ対カブス戦。カブスのハビアー・バエス内野手が1点リードの3回2死二塁で三塁へゴロを放った。打球をさばいた三塁手のエリック・ゴンザレスが一塁へ。送球はやや本塁寄りに逸れたがバエスは一塁に到達しておらず、一塁手のウィル・クレイグが一塁ベースを踏めばアウトのタイミングだった。

 ところがクレイグはバエスにタッチすることを選択。本塁方向に走り寄るが、これを避けようとバエスも“後退”。この間に二塁走者のウィルソン・コントレラスがホームを陥れ、バエスもがら空きの一塁を陥れ、相手送球が転々とする間に二塁に達した。このプレーにはクレイグと、一塁に悪送球したマイケル・ペレス捕手に失策がついた。

 MLBが、公式ツイッターにバエスの異名である“エルマゴ(魔術師の意)”をもじって「エルマゴ・マジック こんな感じのプレー見たことある?」と綴って珍プレー動画を投稿すると、ファンは反応。「パイレーツは恥ずかしい」「なぜ一塁手はベースを踏まなかったのだろうか? メジャーリーグの試合でこのプレーが起きるのは恥ずかしい」「魔法というより、一塁手が完全に愚かだって方が正しい」「フォースプレーじゃないか…」「なんて酷い守備だ」「なぜ一塁手はベースをひとまず踏まなかったんだ」「自分が見た中で最高レベルに間抜けなプレーとして名前を残すかもしれない」などと厳しいコメントを寄せている。

【動画】「最高レベルに間抜け」と酷評された一塁手のプレー

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