「大事な場面で大きな三振」澤村拓一、ピンチ凌ぐ“雄叫びK”に指揮官&同僚絶賛
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8回2死二、三塁のピンチで151キロのスプリットで空振り三振、雄叫びをあげた
■レッドソックス 3ー1 マーリンズ (日本時間30日・ボストン)
レッドソックスの澤村拓一投手は29日(日本時間30日)、本拠地・マーリンズ戦の8回途中から5番手として救援登板。一打同点のピンチをしのぎ、今季3ホールド目をマークした。防御率2.75。
2点リードの8回2死一塁からマウンドへ。同二、三塁にピンチを広げたものの、デバースを94マイル(約151キロ)のスプリットで空振り三振を奪って雄叫びをあげた。0回1/3で1安打1奪三振無失点。3試合連続無失点となった。
アレックス・コーラ監督は愛娘の高校卒業式に出席するため、この日はベンチコーチのウィル・ベナブル氏が監督代行を務めた。先発・イオバルディから5人のリリーフ陣をつぎ込んで逃げ切り勝ちした。ベナブル監督代行は「サワムラはよくやったし、(2番手救援の)テイラーもよくやった。みんなよくやった」とリリーフ陣を称えた。
今季12ホールドを挙げた中継ぎエース・オッタビーノも「今日はいろんな選手が貢献した。サワムラは非常に大事な場面で大きな三振を取ってくれた」と日本人右腕の活躍を称えた。レイズと地区首位争いを繰り広げるレッドソックスの中で、澤村の存在感は確実に増しているようだ。
(Full-Count編集部)
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