西武にまた悪夢、ドラ4若林が左膝前十字靭帯損傷で離脱 20盗塁の1番打者が不在に

グラウンドに倒れこむ西武・若林楽人【写真:荒川祐史】
グラウンドに倒れこむ西武・若林楽人【写真:荒川祐史】

若林はここまで両リーグトップの20盗塁をマークし1番打者としてチームを牽引

 西武は30日の阪神戦(メットライフドーム)で負傷交代していたドラフト4位ルーキー・若林楽人外野手が左膝前十字靭帯損傷の診断を受けたことを発表した。今後の治療方針は経過をみながら決定していく。

 若林は同戦の3回の守備でマルテの中前打を処理した際に左膝を痛め、自力で立ち上がることができず担架に運ばれ退いていた。その後は都内の病院で検査を受け、この日に球団は「左膝前十字靭帯損傷」だったことを発表した。

 若林はルーキーながらここまで44試合に出場し打率.278、2本塁打10打点。両リーグトップの20盗塁をマークしており1番打者としてチームを牽引していた。チームは開幕から山川、木村、外崎と故障者が続出し、源田も新型コロナウイルス陽性判定を受け離脱するなど苦しい状況が続いている。

 また、榎田大樹投手が「左母指末節骨開放性骨折・基節骨骨折に対する骨接合術」を行い実戦復帰まで3か月の見込み。齊藤大将投手が「左肘内側側副靭帯再建術及び後方関節腔クリーニング術」を行い実戦復帰まで1年以上を要する見込みであることも発表した。

(Full-Count編集部)

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