“アイドル級”美人揃いの「楽天ガールズ」 8時間生中継…豪華オーディションの裏側

「楽天ガールズ」オーディションを勝ち抜いた7人【写真:球団提供】
「楽天ガールズ」オーディションを勝ち抜いた7人【写真:球団提供】

200人が応募、最終審査に臨んだ20人は手品やラップの自由演技も

 美人揃いで知られる、台湾プロ野球(CPBL)・楽天モンキーズのチア「楽天ガールズ」。今シーズンから新たに7人が加わり、本拠地・桃園国際野球場でパフォーマンスを披露している。新メンバーは2月下旬に台北市内で行われたオーディションで選出。審査員に著名人が名を連ね、約8時間にも及んだ最終審査は、ユーチューブでも生中継されるなど、アイドルオーディションさながらの豪華な舞台となった。【篠崎有理枝】

 応募総数は約200人。1次審査はユーチューブに演技や歌など90秒の自己PR動画をアップロードする形で行わた。この動画を楽天ガールズのダンス総監督らが審査し、約40人が2次審査の面接へ。ステージに立った時の魅力や言葉遣いなどをポイントに、約20人にまで絞り込まれた。

 最終審査は、イベントやライブなどが多数行われている台北市内の商業施設「三創生活園区」で開催。審査員は楽天ガールズディレクターやレコード会社社長のほか、音楽グループ「1976」のボーカルで、音楽プロデューサーでもある1976阿凱(アーカイ)氏、歌手でテレビ番組の司会も務める小鐘(シャオジョン)氏、モデルの李懿(リーイー)氏ら著名人も務めた。

 受験者は3分間のダンスパフォーマンスのほか、パーカッションや手品、ラップなどの自由演技を披露。楽天ガールズはイベントやメディア出演など、スタジアム以外での活動も多い。そのためダンスの技術だけでなく、オリジナリティ溢れる特技や審査員とのトーク力などが総合的に判断された。

 選ばれたのは、フォロワー60万人超のインスタグラマー・林襄(リン・シャン)さんや楽天モンキーズの前身・ラミゴモンキーズのチア「ラミガールズ」で活動した経験を持つ陳伊(チェン・イー)さん、ダンス台湾代表の経歴を持つ熊霓(ション・ニー)さん、水泳のコーチを務める傍ら、数々のダンス大会で優秀な成績を収めているリン・ユーティンさん、歌が得意な李芳(リー・ファン)さん、数多くのドラマやテレビ番組に出演し、歌手としても活動している邱紫庭(チョウ・ズーティン)さん、展覧会などでモデルを務める呂巧函(ルー・チャオハン)さん。

 現在は新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグを中断しているが険しい道のりを勝ち抜いた個性豊かな7人が加わり、新生楽天ガールズはスタジアムで笑顔を届ける。

【動画】“アイドル級”美人揃い…実際のオーディションの様子

RECOMMEND