衝撃の“座ったまま”弾丸スローが「美しい」 タイガース捕手の二盗阻止は「驚愕キャノン」

タイガースのジェイク・ロジャース【写真:Getty Images】
タイガースのジェイク・ロジャース【写真:Getty Images】

打率.212、1本塁打と打撃は低調も強肩が光るタイガースのジェイク・ロジャース

■ブルワーズ 3ー2 タイガース(日本時間1日・ミルウォーキー)

 タイガースのジェイク・ロジャース捕手が5月31日(日本時間6月1日)のブルワーズ戦で見せた高速膝付き送球が話題を呼んでいる。走者、捕手ともに一瞬の動作の遅れが命取りとなる盗塁の場面で、ロジャースが見せた無駄な動きが一切ない芸当にファンは「素晴らしい送球」「捕球からリリースまでの動作が本当にすごい」と目を丸くしている。

 4回裏1死一塁の場面でブルワーズの5番・ケインが打席に立った場面だった。タイガース3番手のガルシアが初球を投じ一塁走者のイエリッチがスタートを切ると、真ん中高めの球を捕球したロジャースは座った状態のまま二塁へ腕を振り抜いた。際どいタイミングだったが、ロジャースの低い軌道のボールがイエリッチの二盗を阻止した。

 立ち上がってからの送球では間に合わないと瞬間的に判断し、膝をついたまま二塁に鋭い送球を放ったロジャース。この映像をタイガース公式ツイッターが公開すると「驚愕キャノン」「美しい」「あれだけ低いところからの送球は素晴らしい」「彼の守備はエリート」とファンから称賛の声が並んだ。

 今季11試合出場で打率.212、1本塁打3打点と打撃では目立った成績を残せていないロジャース。しかし、ブルワーズ戦で披露した肩の強さはMLBで生き残っていく上で確かな武器になるだろう。

【動画】「驚愕キャノン」タイガース・ロジャースによる高速膝付きスロー

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