「暗いニュースばかりの中で少しでも」鷹東浜、困難を乗り越え掴んだ今季初勝利

ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・東浜巨【写真:藤浦一都】

コロナ罹患やアクシデントを乗り越え「ここを通過点にして」

■ソフトバンク 8ー4 広島(9日・PayPayドーム)

 ソフトバンクの東浜巨投手が9日の広島戦(PayPayドーム)に先発し、7回4失点で今季初勝利を挙げた。お立ち台では「この投球内容でここに上がっていいのか」と戸惑いを見せながらも、援護してくれた野手陣に感謝するとともに「またチームに勝ちがつくように」と今後の活躍を誓った。

 3回までは1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。その間に味方打線から3点の援護をもらった東浜だったが4回に豹変。先頭の菊池に初のヒットを許すと西川に2ランを浴び、その後も四球と連打などで3点を失った。

 序盤のイニングを「(1軍に)上がってきてから、初回から飛ばしていくの(イニング)を伸ばしていこうと取り組んでいるので、入りは良かったと思いますが……」と振り返ったが、4回の失点の場面については「良いところに投げてもヒットになるのが続いて、相手バッターも割り切って入ってきているのかなと思いましたし、自分自身も慎重になっていたのかなと思います。逆転だけはされないようにと、そこだけを考えて投げていました。今日みたいな展開であんな点の取られ方は良くない。反省しないといけない」と猛省した。

「気持ち的に1つ落ち着けるし、次も頑張ろうというモチベーションにもなる」

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