内野手の守備範囲? 物議を醸したインフィールドフライに米賛否「正しい」「史上最低」
1死一、二塁の場面でセンターへの浅い飛球を遊撃手・コレアが捕球体勢に入るも落球
■Rソックス 12ー8 アストロズ(日本時間11日・ボストン)
試合の勝敗を左右したかもしれない判定が米で物議を呼んでいる。10日(日本時間11日)に行われたアストロズ対レッドソックスの一戦でインフィールドフライを巡って球場が騒然となった。野球のルールを今一度、確認できた出来事にファンからは「妥当な判定」「史上最低の判定」と賛否の声が上がっている。
問題の場面はレッドソックスが同点に追いついた6回だった。1死一、二塁からデバースが放った打球はセンターへの浅いフライとなった。だが、この打球を遊撃手・コレアが深々と追い捕球体勢に入ったが落球。一塁走者のボガーツは急いで二塁ベースに到達したが審判はこれをインフィールドフライと判定し打者にアウトを宣告した。
レッドソックスのナイン、そして監督も不満を爆発させ抗議に出たプレーを米スポーツ局「FOXスポーツ」が動画で公開。これにはファンから賛否の声が上がった。
「正しい判定に見える」
「普通の守備行為でのプレーだ」
「妥当な判定」
「MLB史上最低の判定」
「この判定はくだらない」
「内野手がとれる範囲のプレーだ」
インフィールドフライは無死または1死で走者が一、二塁または満塁の場面で飛球を内野手が普通の守備行為を行えば捕球できると審判が判断した際に適応される。
試合はその後、2死二、三塁で再開され連続押し出し四死球、2点タイムリーなどでレッドソックスがこの回一挙、5点を奪い逆転に成功している。