無双デグロムが右肩痛で負傷降板 3回8K完全投球で防御率0.54、適時打で打率.423も

カブス戦に先発したメッツのジェイコブ・デグロム【写真:ロイター】
カブス戦に先発したメッツのジェイコブ・デグロム【写真:ロイター】

3回8奪三振無安打無失点に2回タイムリーも右肩痛で負傷降板

■メッツ ー カブス(日本時間17日・ニューヨーク)

 メッツのジェイコブ・デグロム投手は16日(日本時間17日)、本拠地のカブス戦で先発登板し、3回まで8奪三振無安打無失点と完璧な投球を見せた。2回の第1打席では右前適時打。投打でフル回転していたものの、3回を投げきったところで降板となった。大リーグ公式サイトによると、右肩痛による降板だという。

 デグロムは最速100.7マイル(約キロ)の剛速球を武器に3回まで8奪三振無安打無失点。3回までの51球のうち11球が100マイル(約161キロ)超えという投球を見せていたが、まさかの負傷降板となった。

 2回2死三塁では右前適時打。今季の打撃成績は26打数11安打の打率.423、6打点となった。投手では6勝2敗、防御率0.52。自責点はわずか「4」だ。投手が本職でありながら、打点数が自責点を上回るという、おかしな結果になっている。

 右肩痛による負傷降板。投打で凄まじい活躍を見せていただけに、大リーグ公式サイトは「ホロ苦いデグロムデー」と惜しんだ。サイ・ヤング賞だけでなく、MVP候補にも挙がる剛腕の今後が心配される。

(Full-Count編集部)

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