ダルビッシュ、5回10K1失点で7勝目の権利 MLB史上最速1500奪三振まであと1つ
初回1死から圧巻の7連続奪三振を奪うなど奪三振ショーを演じたダルビッシュ
■パドレス ー ドジャース(日本時間22日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、本拠地でのドジャース戦で先発登板し、7勝目の権利を手にした。5回まで強力ドジャース打線にソロ本塁打の1点しか許さず。初回1死から7連続三振を奪う奪三振ショーを展開し、5回表を終えてパドレスが4-1とリードしている。
初回先頭のベッツを三ゴロ、続くラックスを四球で歩かせたが、ターナー、スミスを連続三振。危なげのない立ち上がりを見せた。初回を投げ終えると、この日から始まった粘着物質の取り締まりルールのため、審判団からの検査も受けた。その裏、味方打線がいきなり爆発。マチャドの3ランなどで4点を先制した。
2回はビーティー、テイラー、マッキンストリーと3連続三振に仕留めると、3回もレクス、ウリアスから三振を奪って圧巻の7連続奪三振。ベッツにソロ本塁打を浴びて連続三振は途切れたものの、その後もドジャース打線をねじ伏せ、5回まで1安打10奪三振1失点と好投した。初回、4回と2度、審判団から粘着物質の検査を受けたものの、影響なく、3点をリードして5回を終えた。
この試合まででメジャー通算196試合に登板して1489三振を奪っているダルビッシュ。あと1つ三振を奪って11三振とすれば、ランディ・ジョンソン氏の206試合を上回るメジャー史上最速の197試合目で通算1500奪三振を達成する。また、メジャー通算77勝をあげており、勝利投手となれば、田中将大投手(現楽天)に並ぶ日本人3位タイの78勝目となる。
(Full-Count編集部)